鍼灸師の臨床ひとり語り

きぎす鍼灸院(富山県高岡市)

腱鞘炎

自己治療シリーズです。

やっぱり患者役と治療者の役割を同時に行える自己治療

得るものが多いですね。

 

独自のメソッドで(調べてないだけ)

肩関節の可動域はある程度高めてあるので、

自分の背中に鍼を打つことが できちゃうのです。

、、、かなりマイナーな特技

 

という話は余談で

今回は腱鞘炎のような症状

自覚としては

 ・マウス使いすぎにより小指・薬指の力が入りにくい

 ・支正(小腸経)が重だるい

 ・尺側手根屈筋(陽谷、神門)がピリピリっと痛む。

 

  これ、このまま酷使してると

  背中まで張ってくるのを経験

  ちょうど左肝兪付近 どんどん存在感が増す

 

  そのうちに、今度は脛(すね)がピクピク。

  下巨虚(小腸経下合穴)のあたりにコリを感じ始める

 

治療なんですけど

酷使している現場(ウデ)から派生して

臓腑の自然治癒力が負けて

ドミノ倒し形式で

今度は足までその影響が波及している感じなので、

 

その張っている根っこを小さくしていくように

病が定着していく順序の逆をいくように、

足の治療と背中の治療 そして腕の治療

というような順序で、

もっていくといい結果になったイメージです。

 

今回、局所付近で良かったツボは 消濼(しょうれき) でした。

役職のない平社員のツボですけど

いい働きするなぁ と思いました。

 

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